史跡巡り
今日の近代日本の基礎を作りあげる過程で、熱く燃えた幕末の志士達が次々と歴史の舞台に登場し、
若くして消えていった人物も多かった。
彼らの跡を追い、残された物から、その息吹きが多少感じられればと名所、旧跡など歴史の遺産を
追っかけて見た。
思いつくままの史跡巡りは、地元の足元から、遠くの幕末縁の地に及び一つ一つ、追っかけてみたら、
下表の通り、何時の間にか広がってしまった。
その史跡は、貴重な文化遺産として手厚く保護された物から、単なる石碑のみであったり、様々な形
で残されているが、その歴史遺産は観光名所と違い、必ずしも十分な道案内が用意されてるわけで
はなかった。
例えばお寺が判っても、気の遠くなるような墓石群から、その一つを探し出すのは難渋であったりする。
それだけに一つ々の小さな発見でも、苦労して探し当てた歴史遺産との出会いはその代償として当事
者ならではの感激が生まれる。
地元日野から手始めた点が徐々にその目を広げ、各地に散在する遺産をデジカメで納め、ライフワーク
の一つとして史跡巡りが細く、長く楽しめればと思う。
幕末フアンの参考として既に見たところ、此れから行きたい所それぞれの思いで利用出来れば幸甚で
ある。
主な場所 コンテンツ・・・新選組を中心に幕末を飾った人達とその史跡
日野周辺
史跡map
(お勧めバス路線)
万願寺の渡しから日野宿へ 甲州街道の東側、多摩川の新旧の渡し場 から街道筋を歩き精進場から普門寺までの姿を追う
渡し場の姿、コレラ疫病、流行った鮎料理、処刑前の精進、幕末に輝いた剣士高木長次郎、
自由民権運動など
高幡不動尊 高幡不動尊の数々の文化財の宝庫の全貌と檀家総代に当たる新選組の土方歳三の銅像・
殉節両雄の碑や地元名士の平家に残された遺品
土方資料館
石田寺
土方歳三が生前、身につけた数々の遺品が陳列する資料館と歳三始め一族の墓地がある石田寺
日野宿本陣 日野宿の名主である佐藤家屋敷と天然理心流の佐藤道場跡。
市村鉄之介が隠れ住み、歳三が昼寝した部屋や大石鍬次郎作った天井など新選組隊士の縁の家でもある。
有山邸・上佐藤家 明治から昭和初期のロマンを漂う有山家の蔵屋敷は佐藤彦五郎と深い関わりがあった。
美濃国、斉藤道三の家来であった上佐藤家の遠祖とその功績
大昌寺 日野宿名主上佐藤家・下佐藤家(佐藤彦五郎)、松本良順と縁戚の有山家
壺伊勢屋事件に登場する玉川居祐翁や馬場家など幕末史を飾り、日野宿を支える檀家
宝泉寺・井上資料館 新選組隊士井上源三郎、千人同心を継ぎ、沖田家と関係する井上家の系譜、井上資料館、自害した金丸四郎兵衛
地蔵菩薩像。薬師堂 日野宿の西端に位置する地蔵菩薩像。 薬師堂 *新選組に直接関与せず
土方勇太郎 土方歳三と共に天然理心流の門を叩き、千人同心の道へ歳三をめぐる同郷の一人
多摩市
富澤家 戦国時代から始まり、幕末では天然理新流門下生として、更に明治天皇の狩猟地として
数々の歴史を残した一族の史跡を巡った。
町田市
町田街道を行く 相原村から小山村へ、天然理心流の剣士達を追いながらと幕末の空気をしっかり確かめた
多摩から小野路へ 病身の沖田が馬で乗せられ通った切通(布田道)など近藤、土方、沖田が出稽古で回った多摩縁の地へ。
小野路の小島資料館、自由民権資料館、豪農富沢邸
八王子周辺
八王子史跡巡り 八王子市内の新選組を中心にした史跡巡りの案内役を仰せつかる。
近藤勇・永倉新八の末裔の方々も参加され、熱く燃えた一日でした。
大和田の渡し、近藤襲撃事件 勝沼戦争で破れ江戸へ帰還する近藤勇を突如襲った浅川の大和田の渡し事件
桂福寺 新選組の剣の原点である、天然理心流の聖地新選組フアンなら欠かせない史跡
保井寺と御手観音 斉藤一諾斎の墓と新選組の活躍と晩年は地元教育に尽力し、民権運動に花開く、功績を讃えた顕彰碑
観栖寺とその周辺 戦友姿絵を描く、異彩の新選組隊士中島登の生誕地の小田野から、終焉の地、浜松まで
大法寺 京から箱館まで戊辰の戦いに参加も弁天台で囚われの身油小路事件
他で追求され獄死した
横倉甚五郎の墓ある八王子遣水の寺
千人同心碑と多賀神社 八王子市内に残される八王子千人同心碑と甲陽鎮撫隊の解散の地となる史跡
産千代稲荷神社 八王子、日野宿作りの大久保長安の功績と悲劇
小谷田道場・・・「幕末史料館」 掲載 自然深い八王子柚木村東中野で現存する唯一の天然理心流、小谷田洞水の道場
法連寺・・・「幕末資料館」 掲載 地元八王子川口に根を下ろし、武士の心を一徹なまま貫き、激動する幕末に徳川に恭順する千人同心
であり、松崎系の天然理心流指南の『楠正重』の菩提寺。
東京都心周辺
彰義隊と靖国神社
上野 上野戦争で数多く散った彰義隊の墓
靖国神社 大村益次郎板垣退助の迅衝隊などその戦勝を讃える官軍の姿が対照的に紹介
小石川の伝通院 浪士隊結成の場となった伝通院
清河八郎、徳川家康の生母の墓など史跡としても見逃せない場所
江戸三大道場・・・「幕末史料館」 掲載 江戸で人気も高く多くの門弟が集まった「江戸三大道場」とは果たして何処か、辿ってみた。
試衛館道場跡 天然理心流の道場のあった試衛館道場跡
四谷の勝興寺 首切り同心として世襲した首切り浅右衛門の墓
土方歳三の刀も試し斬りされた
安政の大獄で露と消えた吉田松陰もその一人
麻布・三田幕末事件を追う 新選組の前身、浪士組を作った清河八郎や外交官ヒュースケンなど襲撃された古川周辺。
戊辰戦争のきっかけとなった薩摩藩上屋敷の
焼討事件。江戸開城会見の地。
芝東照宮・増上寺 徳川家の栄華を誇る東照宮。幕末の政争に巻き込まれた皇女和宮や徳川家茂他歴代将軍の霊廟が遂に開いた。
皇女和宮の謎の墓。和宮と
天璋院との確執
赤坂散歩 勝海舟の住居跡と海舟縁の氷川神社、雷電爲右エ門の墓、2.26事件で凶弾に倒れた高橋是清公園
殉職した乃木希典の旧邸、兇漢に襲われた大久保利通の哀悼の碑清水谷公園赤坂見附など
桜田門外の変・・・「幕末史料館」 掲載 辣腕を振るった井伊直弼が「桜田門外の変」で倒され、幕藩体制が揺るぎ始めた、事件を辿って見る。
有栖川宮公園 公園に建つの騎馬像姿の一軍人。皇室に身を置きながら、反幕府・尊王攘夷派の先鋒となり、幕末の激動の渦
に入っていく波瀾の生涯送った有栖川威仁親王の数奇な運命を辿って見る。
祥雲寺 血気盛んな八王子千人隊が上野戦争の彰義隊八王子方屯所として、使われた祥雲寺の佇まい。
旧幕府海軍奉行として戊辰で戦った荒井郁之助の姿と功績をたたえるその碑
海軍伝習所と浜御殿 ペリー来航に目覚め創設された海軍伝習所と鳥羽伏見の戦いで破れ幕府軍艦開陽の慶喜公を迎えた浜御殿
お台場紀行 黒船来航を機会に、外国艦隊を迎え撃つ為に作られた東京湾に浮かぶ人工島の姿に迫ってみた
旧玉電に幕末史を歩く 「安政の大獄」で弾圧した井伊大老と犠牲となった吉田松陰の寺社や代官屋敷など沿線の幕末を辿って
東海道品川宿紀行 イギリス公使館襲撃。高杉晋作や水戸の攘夷志士が集結した土蔵相模。土方ら新選組が利用
した釜屋など幕末の檜舞台を品川宿に見る。
板橋の刑場 近藤勇が処刑された場所(養子勇五郎がその様子を赤裸々に語る)
三鷹の龍源寺 近藤勇が埋葬された場所(近藤勇の生家、宮沢家の菩提寺)
神奈川
生麦事件を追って 江戸から京へ向かう薩摩の行列に乗馬した外国人が迷走し殺傷事件が発生し、薩英戦争まで繋がってしまう
事件とその顛末を追って
三浦市
三浦紀行
久里浜燈明崎・観音崎 ペリー来航で揺れた国防上の拠点、浦賀の姿を追っかけて
東浦賀町・西浦賀町 海国日本を支え、地元に愛され、幕臣中島三郎助。浦賀ドック始め海運の街の姿を追う。
下総(千葉)
近藤勇最後の地、流山 会津行きの夢果たせず、露と消えて行った近藤勇の最後の地
常磐道周辺
水戸周辺 幕末の志士1785名が眠る回天神社と広大な共同墓地、,高橋多一郎・荘左衛門親子の壮烈な死、,尊皇攘夷の思想
を説いた藤田東湖と遺児藤田小四郎、 天狗党の生い立ち、敦賀の地に無残に散る武田耕雲斎以下天狗党
石岡周辺(鈴木三樹三郎眠る東耀寺) 鈴木三樹三郎は兄、伊東甲子太郎と共に新選組に加入し、九番隊隊長に任じられがに新選組を離脱し御陵衛士として
新選組と対座、油小路の変に遭遇。更に赤報隊に参加する。東耀寺に眠る
東北地方
会津鶴ヶ城 戊辰戦争で会津藩士達を支えた堅牢優美な名城
米沢城(上杉神社) 戦国時代から名将を輩出する東北の雄藩。
戊辰戦争での奥羽越列藩としての会津と好対照な表情
京都周辺
壬生寺周辺 壬生寺:近藤の胸像、芹沢他の墓八木邸:芹沢暗殺
光縁寺:
山南啓介他の墓
河原町周辺 池田屋事件や、坂本竜馬、佐久間象山、大村益次郎などなどが倒れた地。
佐久間象山、古高俊太郎、中岡慎太郎などの寓居跡。何れも石碑のみ
伏見周辺 寺田屋:坂本竜馬遭難の舞台が生々しく
城南宮:周辺は鳥羽伏見の戦いが